🏠 家づくりにも「ゲーム技術」の時代がやってきた~Unreal Engine と BIM が変える、インテリア・建築・不動産の未来~
〜Unreal EngineとBIMが切り開く、インテリア・建築・不動産の新しい価値提案〜

最近、ゲーム業界だけでなく、インテリアや建築、不動産業界でも話題になっている言葉があります。
それが「Unreal Engine(アンリアルエンジン)」と「BIM(ビム)」です。
この2つのテクノロジーが、空間提案のあり方を大きく変えようとしています。
今回は、インテリア・カーテン業界に携わる皆様へ、**“体験型空間提案”という新しい武器”**をご紹介します。
🔧 BIMとは?正確で賢い「3D設計図」
BIMは「Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」の略で、
建物の情報を3Dで可視化・共有できる設計データの仕組みです。
建築の設計者だけでなく、施工、営業、管理、そして私たちインテリア業界の人間までが、
同じ空間イメージを見て、話し合えるという点で、非常に有効です。
🎮 Unreal Engineとは?「伝える力」に革命を起こすツール
Unreal Engineは、世界中のゲーム開発や映像制作に使われているリアルタイム3D描画エンジン。
最近では、建築プレゼンや商品提案にも活用されるようになってきました。
- フォトリアルな室内空間の再現
- 時間帯や天候の変化もシミュレーション
- 家具やカーテンの色、素材のリアルな見せ替え
- VRやWebでの体験共有にも対応
といった点が、空間提案の質を大きく引き上げます。
🧩 BIM+Unrealがもたらす業界の可能性
活用シーン | 効果 |
---|---|
未完成物件の「仮想内覧」 | モデルルームなしでも魅力を伝えられる |
オーダーカーテンや家具の提案 | 実際の部屋に「置いたときの雰囲気」が体験可能 |
Webや展示会での体験型プロモーション | 商品の世界観を感覚的に伝えられる |
海外・遠方の顧客対応 | スマホやVRでのリモート提案が可能に |
💡 インテリア・カーテン業界は「体験」で差がつく
現在のカーテン・インテリア業界は、商品の品質・価格だけで勝負するには限界がきています。
これからの時代は、「どう魅せるか」「どう体験させるか」が差別化の鍵です。
Unreal Engineを使えば、以下のような新しい体験が提供できます。
- 顧客が自分でカーテンの色や素材を試せる
- 部屋全体とのコーディネートがその場でわかる
- 営業担当者が「完成イメージを動かして見せる」プレゼンができる
🌍 日本市場の動きとわれわれにとってのチャンス
国交省もBIMの活用を強く推進しており、大手ゼネコンや住宅メーカーでは導入が進んでいます。
しかし、まだBIMとUnrealを連動して商品提案に使っているインテリア企業はごくわずか。
これはつまり、
👉 今が先行者として差をつけるチャンス ということです。
🚀 いま動き出すべき理由
- **モデルルームや紙の提案に代わる「新しい営業スタイル」**を確立できます
- オンライン内覧・海外顧客への対応力が大きく向上します
- 自社ブランドを「感覚で伝える」ことで、価格競争に巻き込まれにくくなります
📝 最後に
WDBAでは、こうした最新技術を活用した空間提案や製品プレゼンの在り方にも注目しています。
BIMやUnreal Engineを活用した体験型提案は、これからのインテリア業界にとって、大きな可能性を秘めています。
「自社にも活用できるのでは?」
「新しい営業スタイルとして一度検討してみようか」
そんな視点で、一度社内で話し合ってみるのも良いかもしれません。
未来のお客様に、もっと“伝わる”提案を。
WDBAとしても、引き続き皆様とともに考えていきます。
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